催眠療法コラム
人間ですから、
時には心配事が先に立ち、
プラスイメージが描けないこともあるでしょう。
それなのに、
「プラスイメージが描けない自分はダメだ」
と心の何処かで自分を否定し、
ネガティブ・シンキングに無自覚で陥ってしまっているのです。
確かに前回お話しした通り、
ポジティブ・シンキングには多大なる可能性が秘められています。
しかしながらどんなに素晴らしい事でも、
それに拘り、囚われ、
「そうならなければいけない」
と自らを枠にはめようとすると、
本末転倒の結果になりかねないわけです。
なかなかポジティブになれない自分を許しつつ、
やがてもっとポジティブになろうと素直に思える心こそが、
真の意味でのポジティブ・シンキングなのかも知れません。