催眠療法コラム

カウンセラーの守秘義務 まずは話せるところだけ、お話下さい。

悩みや相談したい事があってカウンセラーに話をする。でも、辛かった出来事や、人には言えないような内容であることでもあるでしょう。ですから、いくら相手がカウンセラーであったとしても、最初からは全部話せなかったり、良いカウンセラーだなと信頼できてからも「どう受け取られるか分からなかったりする不安」のせいで、話せない事もあるかも知れません。

いずれにせよ、秘密を抱えていらっしゃるご事情がおありでしょう。

カウンセラーという職業は、クライアントの守秘義務という絶対の義務を負っております。

もしカウンセラーがその守秘義務を守れなかった時、あなたはそのカウンセラーを訴えることが出来ます。

とは言え、起こった事実やご自分の内面の真実をさらけ出すことはとても勇気の要ることでしょう。話さなければ先に進まない予感がするでしょうから、尚更葛藤してしまいますよね。無理もありません。

まだカウンセラーの先生との信頼関係が成り立っていないのに、ご自分の真相をお話することには、それなりの危険性が伴います。
その意味で「話さなければいけない」ということは何もありません。

ただ、何回か会って、その先生との信頼関係が成り立ち、「この先生なら話してもいいかな…」というお気持ちになられたなら、少しずつ真実をお話ししていただけたらと思います。